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螢坂/北森鴻
出版社/著者からの内容紹介
カウンターでゆるり、と時が流れる。≪香菜里屋≫に今日もまた、事件がひとつ。
わだかまっていた謎が、旨いビールと粋な肴で柔らかくほぐされる。
それが当店の「陰謀」なんです。


収録作品:螢坂/猫に恩返し/雪待人/双貌/孤拳

香菜里屋シリーズ第三弾。
再読。
この第三弾はお気に入りのお話が多いかも。
どうしても納得できる、後味の良いものを求めがちな私です。
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桜宵/北森鴻
内容(「BOOK」データベースより)
今夜も“香菜里屋”で、ひとつ謎が明かされた。旨いビールに、しゃれた酒肴。そして何よりこの店には、事件を読み解く心がある。


収録作品:桜宵/犬のお告げ/旅人の真実/約束

香菜里屋シリーズ第二弾。
再読。
美味しい料理とお酒。そしてミステリを楽しめる香菜里屋シリーズ。
今後の作品でも登場する常連さんのお話が多い2作目は1作目よりは少々きな臭い感じかな。
実はこの2冊目、香菜里屋シリーズの中で一番苦手な部類かも。
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花の下にて春死なむ*北森鴻
出版社/著者からの内容紹介
誰にでも秘密はある。
孤独死した俳人の窓辺の桜は、なぜ季節はずれの花をつけたのか。写真展のポスターは、なぜ一夜にしてすべて剥がされたのか。謎が語りかけるさまざまな生、さまざまな死。
ミステリの醍醐味を満喫させる鬼才の連作短編集


香菜里屋シリーズ第一弾。

ミステリ、と言ってもいわゆる本格派と言うやつではない。
ではないが、風格というか雰囲気はまさしく本格派。読ませるミステリだと思う。
ミステリ、という言葉も正確ではないのかもしれない。

読者である私は、時に孤独死した俳人になり、その謎を探るルポライターになり、それを見守るマスターになり・・・。
推理するタイプの(できるタイプの)ミステリではないので、私たちにできるのは静かに読み進めていくことだ。
そして、結末を知り(明確な結末だけとは限らない)判断を下す。
なんだ、そんなことか、で終わるものもあれば、なんとなく物悲しくなったりもする。
それを楽しむのが、香菜里屋シリーズではないかな。と思う。
あとは、素晴らしい料理とお酒。
(ああ畜生!香菜里屋に行きたぜ!)と思いながら読むのである。
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香菜里屋を知っていますか/北森鴻
お客さまが持ち込む謎と、その解決。それが当店の裏メニューです。
マスターの工藤が作るちょっとした料理と、アルコール度数の異なる4種のビールが自慢のビア・バー香菜里屋が消えた……。人気≪香菜里屋≫シリーズ完結編

長い間のご贔屓、本当にありがとうございました。
香月圭吾、飯島七緒、日浦映一、越名集治、宇佐見陶子、蓮丈那智……香菜里屋の、懐かしい常連達が語る「私と香菜里屋」。そこから浮かび上がってくるマスター・工藤の秘密の過去と、香菜里屋の名の由来。工藤は、どこから来て、どこに行ったのだろうか。


ああ〜、淋しい。
このシリーズ好きだったので、読み終えた今とても淋しい。

ちょっとあっさりしすぎだよ〜と思いながらも、工藤さんの今までの事を考えるとこれでいいんだ、とも思える。
今までのひみつも明らかになって(というほどでもないにしろ)スッキリしたけど、でもやっぱり終わっちゃった淋しさ、を今は一番感じている。
そして、出てくる料理の素晴らしさ!
食べたいよ、食べて食べて飲みたいよっ!

北森さんの作品って言うのは他のシリーズの登場人物がよく出てくるので、ファンとしてはとても楽しめるし、次に読む作品の足がかりにもなる。
これを機に香菜里屋シリーズ読み直そう!文庫が出ているので揃えようか検討中…。

花の下にて春死なむ (講談社文庫)花の下にて春死なむ (講談社文庫)
北森 鴻

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桜宵 (講談社文庫)桜宵 (講談社文庫)
北森 鴻

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螢坂 (講談社文庫)螢坂 (講談社文庫)
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共犯マジック/北森鴻
内容(「MARC」データベースより)
人の凶兆のみを予言し、読者の連鎖的な自殺を誘発する謎の占い書・フォーチュンブック。この本を偶然手にした7人の男女は、知らず知らず昭和という時代の共犯者の役割を演じることに…。長篇連作ミステリー。


あまり読後感のよさそうな本ではないな・・・と感じ、一度は書棚に戻そうかとも考えたのだけど、この「昭和という時代の共犯者」という文面に惹かれて借りてきた。
読み終えた今となっては、決して読後感のよい本ともいえないけれど、でも読後感の悪い本ではなかった。
謎は解かれ、元には戻れない人々だけが残る。

なにより「フォーチュンブック」に「デスノート」のようなオカルト的意味合いの薄い(と感じさせられる)ところがよかった。北森さん自身も「占い」や「呪い」とは遠いところにいるのでしょうか?主役でありながら、小道具としての位置を変えなかったのが読みやすいところだと思う。

以下、ネタバレあり(反転)
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深淵のガランス/北森鴻
大正末に活躍した洋画家の傑作を修復することになった佐月恭壱は、パリの町並の下に隠された別の絵に気が付くが…。花師と絵画修復師、2つの顔を持つ男が絵画の謎に迫る表題作と、その続編「血色夢」を収録。



ガランス【garance】
1 植物の茜(あかね)。2 茜色。やや沈んだ赤色。マッダー。



絵画を題材に扱っている物語である。

私はこうして絵画の話が少しでも出ると、どうしても漫画「姫」(あきひ・佐伯かよの作)を思い出してしまう。 私の絵画に関する知識のほとんどが「姫」から得たものである。(絵画に限らず知識の多くは漫画から仕入れたものなのだけど・・・)

この本では、絵画修復師が主人公だけあって専門的な(と私が感じる)内容がびっしりだ。そういう意味でも読んでためになる、というか「勉強した〜」と感じる作品だ。
北森鴻さんの作品にはそういうものが多く、読みごたえがある。重量感ある作品だ。
自然と読むとき力が入り、時間もかかってしまう。
そして読み終えたときの充実感と言うか、達成感は京極夏彦さんの小説と似ているかもしれない(読後感はそれぞれ違いますけどね。)

ストーリーそのものもさることながら、魅力的な人物が多く心引かれた。このシリーズ、続きそうなのでこれからも楽しみ。

そういえば、今回も北森鴻作品のいろいろなシリーズの登場人物の姿が見え隠れ(隠れてないか?)、北森ファンとしては嬉しいものです。


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親不孝通りラプソディー/北森鴻
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ラプソディー【rhapsody】

一九世紀にヨーロッパで数多く作曲された自由で幻想的な楽曲。叙事的・民族的な性格のものが多い。狂詩曲。(三省堂・大辞林より)


うん、まさにラプソディー。





若いってすごい。と読んだ後思った。私が高校生だったのはもう10年も前。だから彼らの若さゆえの過ちや、溢れるパワーや、ちょっと足りないところが愛しくてちょっと切なくて。まぁ過ちおかしすぎで、パワーはありすぎで、ちょっとどころかかなり足りないところもあるんだけれど(笑)

登場人物それぞれのキャラが魅力的。しかもバカに限って魅力的なのはどうしてだろう。うん、でもバカと言えばみんなバカなので(ヒドイ)仕方ない。



それにしても北森鴻さんが、こんな小説も書けるとは知らなかった。

私の中の北森鴻さんの小説と言えば、「作りこまれた背景、調べ上げられたたくさんの資料、そして機転利かせて事件解決!でも後に残るのは切なさややるせなさ・・・」である。

読み始めは浅田次郎さんの「プリズンホテル」や「きんぴか」シリーズを思わせた。博多弁や、数々の下品な振る舞い、高校生にあるまじき処世術(?)や知識。この泥臭さは浅田次郎さん!と思った。

読み終わってみるとそういう気持ちはあまりなく、ただ楽しかったな〜という気持ちが残る。そしてやっぱりちょっとだけ切ない気持ちも。



親不孝通りディテクティブ

順番は逆になるが、次は是非これを読みたい。
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花の下にて春死なむ/北森鴻
4062094029花の下にて春死なむ
北森 鴻

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目次:花の下にて春死なむ

家族写真

終の棲み家

殺人者の赤い手

七皿は多すぎる

魚の交わり



どこか固くて暗さを潜ませている北森さんの文体が、いい雰囲気をかもし出す珠玉の短編集。





北森鴻さんの作品を読む上でなくてはならない作品のひとつを今頃読んだ私。例のごとくもっと早く読むべきだったと後悔する。



明るい店の中と闇が潜む外。そのギャップが作品そのものの雰囲気を作っていてミステリとしてだけでなく、人間模様等も楽しめる。



表題作が一番好きではあるが、「殺人者の赤い手」の冒頭の不気味さもよかった。
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写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉/北森鴻
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北森 鴻

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どんどん読み進めてます、那智シリーズ。

今回は、手を変え品を変え出し尽した感のある(いいかえると、今後やや苦しいのでは?と心配になっちゃう)いろいろ詰め込み式の1冊でした。

そして、なぜか森博嗣「S&Mシリーズ」と比較しがちなこの作品(共通点は大学ってとこくらい?)今回も那智先生の萌絵化を感じました。キャラクター的にではなくて立場的に。危険多し!みたいなところが。

そして、ちょっと置いてけぼりを食らった気がしてしまい、焦って読みすぎたかなとちと反省。北森鴻作品はゆっくり時間をかけて読むべきね。
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触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉/北森鴻
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いろいろな方の感想にも書かれていたが、蓮丈那智先生がより人間くさくなっている。それをよしとするか否かで感想が分かれてくると思うんだけど、私はそんなに「クールな那智先生」に思い入れはなく、すんなり読めた。(人間味溢れる那智先生に抵抗はあるが・・・)

そして民俗学や考古学的見地から見るとどうなのかは置いといて、ミステリとしては楽しめたと思う。
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