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号泣する準備はできていた/江國香織
出版社/著者からの内容紹介
体も心も満ち足りていた激しい恋に突然訪れた破局、その絶望も乗り越えてゆくよすがを甘美に伝える表題作、等12篇。濃密な江國香織の世界に浸れる待望の短篇集。


第126回直木賞受賞作。

目次:
前進、もしくは前進のように思われるもの/じゃこじゃこのビスケット/熱帯夜/煙草配りガール溝/こまつま/洋一も来られればよかったのにね/住宅地/どこでもない場所/手/号泣する準備はできていた/そこなう


再読。
自分自身を投影する事も感情移入することもなく、でもなんとなく納得しながら、さらりと読める12編の短編集。

初読の時、「期待しすぎた感」が強く甘いよい印象を持っていなかった作品だが、そのせいか今回「なかなか楽しめた」読後感。

すっきりはしない。
ただ漠然と「ふーん、そうなんだ。」と。
私の話を聞く耳持たない友人の、突拍子もない不倫話なんかを聞かされた後みたいな気分になる。

江國さんの物語に出てくる女の人って言うのは、「世間一般では賢く、全てにおいてうまくいっているように見えるが、実際はひとつもうまくいっていないと思っているか、うまくいっていないにも拘らず、いいと思いこんでいる」感じの人が多い。(あくまで私の偏見に満ちた意見です)
そして、こんな人とは友達になれないな、と思う。いつも、そう思う。
今回はまさにそんな登場人物ワンサカであった。
それはある意味とても読みやすかった。意外に。

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間宮兄弟/江國香織
江國 香織
小学館
¥ 1,365
(2004-09-29)
内容(「BOOK」データベースより)
だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。“そもそも範疇外、ありえない”男たちをめぐる、江国香織の最新恋愛小説。



ずっと読みたかった1冊。
映画化もされていてそのイメージもあったので、徹信の印象が強い。

読んでいて、心地よいものがある。
それは、優しさ純粋さだけでなく、根底にある不安だったり、ちょっとした恐怖みたいなものも含まれる。なんだか自堕落な気もするが、読んでいて幸せなのだ。

それにしても、「兄弟」っていいな〜、と思った。
ひとりだけなら、ダメになるかエスカレートすると思う。
でも近くに自分を理解してくれて尊重してくれる人間かいると、ひとは間違った一歩を踏み出さなくてもいいのだ。(それが生涯のパートナーと言う意味?)
とはいえ、二人で一緒に間違えるってことも多々あるんだけれども。
そんなふたりだからこそ、いろいろな人々に良い影響だったり、不安だったりを与えるんだろう。

続きはネタバレあり。
続きを読む >>
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こうばしい日々/江國香織
4101339120こうばしい日々江國 香織 新潮社 1995-05売り上げランキング : 81,526Amazonで詳しく見る by G-Tools




江國さんの初期の作品は(多分)はじめて読んだ。

今の短編集だとかを読みなれているせいもあって、最初はそのぬるさに戸惑った。けれど、今思い返してみると妙に心に残るシーンがあったりする。しかも、映像で浮かんでくるのだから不思議だ。

江國さんの文章はいつもだ。

読んでいるうちに自然にその情景が頭の中に構築されていく。私はそれに気付かずに読んでいる。そして読み終えてしばらくたって「この本はどんなおはなしだったかな」とか考えた瞬間、その本に登場する(読んでいるときはなんとも思わなかった)シーンが頭の中で流れ始める。台詞や細かな設定なんかはどうでもよくて、ただそのシーンの雰囲気があまりにもしっくりとくるので自分でも驚いたりする。

この本も私が読んだほかの江國作品と同じく、読後にしっとりとした気分にさせてくれた。


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すいかの匂い/江國香織
収録作品:すいかの匂い・蕗子さん・水の輪・海辺の町・弟・あげは蝶・焼却炉 ・ジャミパン・薔薇のアーチ・はるかちゃん・影

なんというか・・・読後感の悪い作品が多かった。
悪い・・・というほど悪くはないのだけど、心にもやもやした何かが残るのだ。その正体がイマイチわからない。だから尚更もやもやしてしまう。
「思い出」というのはそういうものなのかもしれないけれど、なんというか・・・もやもや!!
それよりもあとがきの川上弘美さんがすごくよかった。
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