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世界の果ての国へ(安房直子コレクション6)/安房直子
内容(「MARC」データベースより)
「鶴の家」「日暮れの海の物語」「火影の夢」「銀のくじゃく」など、あざやかな色彩のホラー10編と、作品理解の助けになる単行本未収録のエッセイを巻末に収録。


目次:鶴の家/日暮れの海の物語/長い灰色のスカート/木の葉の魚/奥さまの耳飾り/野の音/青い糸/火影の夢/野の果ての国/銀のくじゃく/エッセイ


私を本の世界へと導いてくれた、大好きな安房直子さんの作品集です。

↑の内容を読んで、「そうか〜ホラーか・・・ホラーなんだ・・・」となんとなく納得した私です。安房さんの文章がキレイで情景が夢のようで、あまりに美しすぎて、ホラーという言葉にぴんと来ないんです。
内容は確かにホラーなんだろうけど、人ならざるものに取り込まれた者達はみな一様に幸せそうに見えるのです。満ち足りている様子なのです。
残された者は哀しいけれど、本人は幸せなのかな〜。でも、幸せ気分にしといて捕食する動植物もいるらしいしなぁ・・・などと考えてしまいました。

「長い灰色のスカート」は怖かったなぁ。
弟を目の前で失う、というかどんどん手の届かない所に行っちゃうっていうのが。
日頃子供たちが川に流されたらどうしよう・・・とか考えている私にとっては一番恐ろしい話だった。
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ものいう動物たちのすみか/安房直子
4035409308ものいう動物たちのすみか
安房 直子

偕成社 2004-03
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収録作品:きつねの夕食会

ねこじゃらしの野原―とうふ屋さんの話(すずめのおくりもの

ねずみの福引き

きつね山の赤い花

星のこおる夜

ひぐれのラッパ

ねこじゃらしの野原)

山の童話 風のローラースケート(風のローラースケート

月夜のテーブルかけ

小さなつづら

ふろふき大根のゆうべ

谷間の宿

花びらづくし

よもぎが原の風

てんぐのくれためんこ)



動物と喋れるってことは今のところありえない。ましてや動物達が人語を話すなんてもってのほかだろう。しかしそれでもそういうことを「あたりまえのこと」として受け入れる自分も確かにいるのだと言う事をこの本を読んで再確認した・・・というか他の人の感想で気付いた。何の違和感も持っていなかった自分に。もちろんそれが、安房作品を楽しむためのひとつの条件でもあるかもしれないのだけど。

この本には、イイコト・タノシイコトだけが書いてあるわけではない。恐ろしい事、人知を超えた力についてもきちんと書かれている。そういうものを遠くの恐ろしい事としてでなく、いつも側にある何か大きなものだとみんなが感じていた時代も確かにあったのだということは忘れるべきではないなと思う。
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まよいこんだ異界の話/安房直子
4035409405まよいこんだ異界の話安房 直子 偕成社 2004-03売り上げランキング : 108480Amazonで詳しく見る by G-Tools




収録作品:ハンカチの上の花畑

ライラック通りの帽子屋

丘の上の小さな家

三日月村の黒猫

エッセイ



安房さんの語り口と言うのは、いままで優しいあたたかみのある・・・というものだと思っていた。しかしそれは大きな誤解だった事に気付く。優しいのはあたたかいのはそういうお話を書いているからだった。そして、少々ぞっとするような、本能がダメと告げているのにそれを望んで破るような、恐ろしさをはらんだこの本。同じ語り口なのに物語が違うだけで、冷静なものになってしまっている。すごいもんだ、と感心した。

しかし、約束を破れば恐ろしい事になるんだよ、というものがたりの方が私はしっくり来る。そうだ、世の中はそんなもんさと思いたいんだろうか・・。




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恋人たちの冒険/安房直子
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安房 直子

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収録作品:天の鹿

熊の火

あるジャム屋の話

鳥にさらわれた娘

べにばらホテルのお客

エッセイ



この本では、ハッピーエンドがわからない。普通、恋人達の物語というのはたいがいが『好きな人が出来ました。いろいろあったけどあの人も自分を愛してくれました。めでたしめでたし・・・』的なものがきれいなハッピーエンドなのだろう。しかし、この本はもう一方から見ると、「ちょっとまって」と言いたくなるような恋人達の物語である。そして深く考えてしまう。「幸せってなんなの?」と。
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なくしてしまった魔法の時間/安房直子
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収録作品:

さんしょっ子

きつねの窓

空色のゆりいす



夕日の国

だれも知らない時間

雪窓

てまり

赤いばらの橋

小さいやさしい右手

北風のわすれたハンカチ

エッセイ



子供の頃を思い出すと、ぼんやり遠くに感じる事もあればキラキラといつまでも輝きを失わないこともある。鮮やかな色がついたものもあれば、なんでかセピア色に感じる事もある。安房直子作品はいつもどこか不安ではかなくて、でもはっとするほど鮮やかな美しい世界も兼ね備えている。しかしそれは、安房直子さんの本が大好きだった、小学生の私の目を通して見る世界なのかもしれない。だからこんなに切ない気持ちになるのかもしれない。
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見知らぬ町ふしぎな村/安房直子
安房 直子,北見 葉胡
偕成社
¥ 2,100
(2004-04)
収録作品:
魔法をかけられた舌
空にうかんだエレベーター
ひぐれのお客
ふしぎな文房具屋
猫の結婚式
うさぎ屋のひみつ
青い花
遠い野ばらの村
秘密の発電所
オリオン写真館
海の館のひらめ
海の口笛
南の島の魔法の話
だれにも見えないベランダ


小学校の頃から大好きな作家さん、「作家さん」として好きになったのはこの安房直子さんが初めてではないかと思う。
私にとっては児童文学といえば安房直子、である。
この本は安房直子コレクションの2冊目である。
大好きなお話「うさぎ屋のひみつ」が収録されているが、どれも素晴らしい物語たちだった。
安房さんのお話は夕暮れや薄暗い夜が似合うと思う。どこか不思議で切ないのに、読み終わると心がほっこりしている。小さな明かりがともるみたいなたくさんの幸せが詰まっている。
子供に読ませたい本NO1である。
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