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アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎
 内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
伊坂さんは苦手だ、とよく言う私だけど、やっぱり苦手だな〜と読んでて思った。
何が苦手か?
村上春樹氏を髣髴とさせる文体?
カッコイイの?かっこつけ?の間を彷徨う登場人物たち?
どこか腑に落ちない感じもするストーリー?

でも読んじゃうのはやっぱり魅力があるからなのだよ。

ただ、この作品はそれ以外にも「苦手」がいくつもあって・・・。

以下に続きます。(ネタバレあり。反転してあります)



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ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
内容紹介
俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか? 二年ぶり千枚の書き下ろし大作。


本屋大賞に輝いた1冊。
あんまり期待しないで読むようにしている伊坂作品だけど、今回は楽しく読めた。
(期待しないで読むってとこがポイントではあるんだけど)

私は本を読む時に、設定や事件やその他もろもろ細かいことをあくまで「フィクション」として楽しんでいるので、ありえない展開になろうとも現実味のない化け物が出てこようとも楽しめるんですが、伊坂さんの「微妙に現実と違う設定にする」ところが苦手かも・・・と思いました。今回は「首相選出方法について」。あえてそのカリスマ性というか特異性を表現するための設定だったんだろうけど、そういう細かい所では「なんだかなぁ」と感じちゃうのです。物語自体途方も無いものなんですがね。
以前乙一さんの「暗黒童話」を読んだ時にも、物語を面白くするために「角膜移植」を「眼球移植」に変えて描かれていたのでやっぱり「なんだかなぁ」だった私です。

ともあれ、面白かった。
途中かなり焦れた所もあったけど、ラストに向かって進んでいくのは楽しかった。シメもとてもよかったし。何より良い点は、雅春と晴子が過去の恋人同士であった事。今は別々の人生を歩んでいるという所がよかったんだと思う。これが単なる恋人同士とかだったら、ちょっと興ざめなんだろうな。


あと、私は何か勘違いしていてこの本は首相の娘が誘拐される話だと思っていた。それは五十嵐貴久さんの「誘拐」という本でした。どこかでレビューを読んで気になっていた本です。しかも娘じゃなくて孫娘でした;だから、最初の方は「いつ娘が出てくるんだ?」と思いながら読んでいたのでスリルマンテンでした〜
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オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎
内容(「BOOK」データベースより)
警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来鎖国を続けているその孤島では、喋るカカシが島の預言者として崇められていた。翌日、カカシが死体となって発見される。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?ミステリーの新時代を告げる前代未聞の怪作。第五回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。


「カカシ」が喋る。そのことについて、あまり驚かなかった事に残念。
「島」について。まぁそんなこともあるんだろうねぇ〜くらいの印象だったことも残念。
桐野さん(だったか?)が指摘していた「リアリティの無さ」の欠如、がとても残念に思う。

初期の作品だけあって、私の中の「伊坂幸太郎」のイメージとはずれがあった。それが、よくもあり悪くもあり。ただ、読みにくかったのですごく時間がかかりました。
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チルドレン/伊坂幸太郎
出版社/著者からの内容紹介
こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!
短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
伊坂幸太郎




伊坂さんの作品の中でも、評価が高い1冊(私の勝手なイメージ)だと思って読んだ。

伊坂さんの本は、これまで何冊か読んでいるけれど、共通するキーワードは「カッコイイオヤジ」なんじゃないかと思う。
カッコイイと言われてどんな事柄を思い浮かべるかは人それぞれだろうけれど、伊坂さんの本を読むと「これぞカッコイイオヤジだ!」と思う。ちなみにオヤジという表現も私の勝手な解釈であり、読む人によっては「若造」だったり「ジジイ」だったりするのかもしれない。

これは伊坂さんの作品が、クールだとかカッコイイとかファッションのように言われる所以でもあると思うんだけど。

だって、誰が読んでもカッコイイと思うだろう。
もちろん、それは特定の登場人物のことを言っているわけではないのだ。ひとりだけではないのだ。カッコイイオヤジ(カッコイイ大人、と言い換えてもいいかもしれない)はたくさん出てくる。そしてそれぞれ違う魅力、違うパワーをもって訴えかけてくる。

それは、登場人物の魅力をしっかり出し切っているということだろう。芯がしっかりしている、キャラが立っている、ということだろう。
だから、読んでいてぶれない。
ぶれない事や、筋の通った事が大好きなある年代の人にはたまらないんじゃないか、と思う。(このある年代も人それぞれで、団塊の世代だったり男子中高生だったり、小学生女子だったりする。)

そうやって、いろいろな世代に支持されそうなこの「チルドレン」はやっぱり巷の噂どおり「評価の高い1冊」だ。
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死神の精度/伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
文藝春秋
¥ 1,500
(2005-06-28)
内容(「MARC」データベースより)
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。


収録作品:死神の精度/死神と藤田/吹雪に死神/恋愛で死神/旅路を死神/死神対老女

死神、というものが出てくる物語というのはかなり多い。小説も漫画もいくつか思い出される。私が思い出したのは「ディモスの花嫁」「DEATH NOTE」、星新一のショートショートにもあったな。あとり硅子の「黒男」もそうか・・・。
それぞれの作品で、いろいろなタイプの死神がいる。この作品は、「クールでちょっとズレてる死神」なわけだ。

私としては、「楽しく読めたけど、なぁんか一味たりないなぁ・・・」が率直な感想。
伊坂さんの作品はなんとなく、いつもそうなってしまう。何かが足りない。でも、周りの評判はすごくいいのでまた読んじゃう。でもやっぱり何かが足りない気がする・・・の繰り返し。十分に楽しい。読んでいて苦にならない軽い感じがある。でもどこか既視感がある。なんか知ってる気がする、こんな話・・・と思ったりもする。そのへん乙一さんと一緒かも。
あと、いつも思うけど、伊坂さんのタイトルのつけ方ってこれでいいのだろうか?わざとだろうけど、なんか足りないのはタイトルのつけ方なのかも知れない・・・なんて思ってしまう。

楽しければいいじゃん!と思っているんですけどね。基本的にそういう考え方なんですけどね。好みの問題でしょう。
でも本当に十分に楽しめる1冊なのですよ?(と数多い伊坂ファンにこびてみたりもする私)
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終末のフール/伊坂幸太郎
4087748030終末のフール
伊坂 幸太郎

集英社 2006-03
売り上げランキング : 5454

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収録作品:「終末のフール」「太陽のシール」「籠城のビール」「冬眠のガール」「鋼鉄のウール」「天体のヨール」「演劇のオール」「深海のポール」







もっと殺伐としていても、もっとパニック状態であっても、もっと悲観的であってもいいのに、サラッと読める。そして心に重く残るものがある。それは、陰鬱とか恐怖とかそういう負の要素の強いものではなくて、どちらかというと、希望や達観とかいう少々哀しくもきらびやかなものだ。



まず正解だったこと。私はこの本がどういう内容なのか一切知らなかった。知っていたのは作者の名前と本のタイトルくらいで、そのタイトルの「終末のフール」も何を表しているのか知らなかった。そのおかげで知っていた場合と比較できないほど楽しめたんじゃないかな、と思う。よかった。



最初は実感が湧かない。フム、荒唐無稽な話だななんて思ったりもする。しかし、読んでいく中でどんどんとその「荒唐無稽」だったはずの話が私の中で真実味を帯びてくる。「あれ、そういえばそんなこともあったかもしれない」なんて思ってしまう。繰り返す事で記憶を刷り込まれたように、最後は「終末」がかなり真実に近い事柄のように思えてきたのがすごい。



以下ネタバレあり。読了済みの方のみどうぞ。
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重力ピエロ/伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,575
(2003-04)
村上春樹を感じる文体がダメだった。
主人公のキャラクターにも感じてダメだった。
でも決して作品自体がよくないわけではない。
「面白かったな」と思える本である。
ストーリー自体はどうあっても村上春樹が書くような内容ではないと思うので、気になるのは文体やキャラクターや言い回しなんか。でも気になる。とても気になる。ああ気になる。
まわりくどいようでいて結構明快な構成はスキだな。読んでいてここからどうもって行くのかな?と楽しみになった。先を想像するのが楽しいタイプのストーリーであり、外伝的な今後や過去についてももう少し知りたいような気もする。
気になりつつももう少しいろいろ読んでみたいと思わせる作家さんだ。
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ラッシュライフ/伊坂幸太郎
ようやく読みました。
なんだか、不思議な感じではありました。

「ふ〜ん」という感じ。

でもつまんなかったわけではありません。

なんだろう?
でも、村上春樹氏の影響が深く見て取れるような気がして、ちょっと嫌にはなりました。

そして、都市伝説をもっと有効に使うのかと思っていたら期待はずれでした。

石田衣良氏っぽくもありました。なんだかな。
どちらと先に出会ったかという意味なのかもしれないけどさ。

悪くはないです・結構面白いです。
なんといっても読みやすいし。

それにしても京子のイメージは、「MONSTER」エヴァです。
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