スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
ラン/森絵都
内容(「BOOK」データベースより)
越えたくて、会いたくて、私は走りはじめた。直木賞受賞第1作。



最初の頃は、楽しくて楽しくてワクワクしながら読んだ。
でも、物語が進むにつれ、主人公の幼稚さというか、落ち着きの無さ?のようなものが気になりだした。
結局その違和感というか不快感に似たものは最後まで付きまとったんだけど、今思うと早すぎる肉親との別れが彼女を大人にし損ねた部分があるのかもな〜と妙に納得。
しかし、妙に達観している部分もあるので、そのアンバランスさも=落ち着きの無さに繋がっているのかも知れない。

それにしても、表紙を開くまで気乗りしなかったのに、こんなに楽しめた本は久しぶり。
期待していなかった、っていうのも大きいのかもしれないけど。
最後1/3くらいは一気に読んで、次の日寝不足という久々の醜態までさらしました。

以下、ネタバレもあるかも?一応反転しておきます。
続きを読む >>
読書(森絵都) comments(0) trackbacks(0)
カラフル/森絵都
森 絵都
理論社
¥ 1,575
(1998-07)
内容(「BOOK」データベースより)
いいかげんな天使が、一度死んだはずのぼくに言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」ありがたくも、他人の体にホームステイすることになるという。前世の記憶もないまま、借りものの体でぼくはさしてめでたくもない下界生活にまいもどり…気がつくと、ぼくは小林真だった。ぐっとくる!ハートウォーミング・コメディ。



一気に読んでしまった。
例えば、小学生や中学生の頃こういう本に出会えたら「人生を変える出会い」といえるかもしれないなぁ。
児童書だけあって、とても前向きなのだ。半ば開き直りと言っていいかもしれないんだけど、それ以上に魅力的。登場人物たちだって、どうしようもない人もいるのにみんな優しい。いや、うまく個々の優しさを引き出されているのかな。

読んでて気持ちのいい本だった。
読書(森絵都) comments(0) trackbacks(0)
ゴールド・フィッシュ/森絵都
出版社/著者からの内容紹介
透明な時代 最後のゆらめきの中で自分の夢をさがしはじめたかがやく女の子たちへ

新宿へいってしまった真ちゃん、いつのまにか大人びてきたテツ、そして高校受験をひかえ、ゆれるさゆき。
3人の<リズム>のゆくえは――。
好評、『リズム』の続編。


続けて「リズム」の続編。
相変わらず登場人物たちは素敵。素直でちょっとひねくれたところがあってもそれは「愛すべき個性」なのだ。

自分の将来の道を考えることはとても恐ろしいものだと思う。
わたしは早いうちから明確な「進みたい道」があり、うまくその道に進めた。今は専業主婦だけど、またその道に少しでも関わる方面の仕事に関われたらいいなと思っている。
そして、そうやって「進みたい道」が早いうちからあったことや、うまくその道でやってこれた事なんかはものすごくラッキーな事だ。友人の多くは明確な「進みたい道」がない不安を抱えていたし、今まさにわたしの弟がその状態だし。

そんなことを思いながら読んだこの本。
内容はそこまで突き詰めたものではないけれど、考え出すときりがない将来についていろいろ考えてしまった。
漫画「ドッペルゲンガー」(あとり硅子)の中の「犬夜」を思い出した。
読書(森絵都) comments(2) trackbacks(0)
リズム/森絵都
森 絵都
講談社
¥ 1,155
(1991-06)
出版社/著者からの内容紹介
優しくせつなくたくましく素敵な大人に近づいてゆくステキな女の子たちへ

ガソリンスタンドで働きながらロックバンドで歌をうたう、いとこの真ちゃん。そんなハデな真ちゃんに、まゆをひそめる人もいるけれど……。小さいころから大すきだった真ちゃんの家族が、ばらばらになってしまうかもしれないと知った、さゆきは……。
講談社児童文学新人賞。椋鳩十児童文学賞



読んでいて、懐かしくなるような児童書。
こういう本をたくさん読んだ時期もあったな〜と思いながら、楽しく読み進めた。
そして、「わたしのリズム」について考えさせられた。

大人に限らず人はみんなそれぞれの都合がある。自分のリズムを刻む事と自分の自我を通す事は違う。その間のちょうどいいところって言うのはほんの少しで、時には折衷案がないときもあって、困る。
読んでいてなんとなく心がきれいになる気がするのは、さゆきの純粋さゆえか、さゆきの周りの世界の聡明さゆえか。

素直が一番、だな。

読書(森絵都) comments(0) trackbacks(0)
風に舞いあがるビニールシート/森絵都
内容(「BOOK」データベースより)
愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、今日も思っている。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。


収録作品:器を探して/犬の散歩/守護神/鐘の音/ジェネレーションX/風に舞いあがるビニールシート



続けて森さん3冊目。

今回の短編集は、とても読み応えがあった。
それぞれに専門的な分野の人物達が登場したせいか、読後にはなんだか「勉強になったなぁ〜」という妙な達成感まで持てる。

お気に入りは「守護神」「ジェネレーションX」。


それにしても、本当に森さんの本はとても読みやすい。
今後も他の作品を読まねば!
読書(森絵都) comments(0) trackbacks(0)
いつかパラソルの下で/森絵都
出版社 / 著者からの内容紹介
待ちに待った、森絵都が描く大人の世界
柏原野々は雑貨店で働く28歳の独身女性。厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出した。そんな父も死に49日の法要を迎えようとしていた頃、生前父と関係があったという女性から連絡が入る……。



なぜかとても安心して読める、私にとっては2冊目の森作品。

この人の書く文章は、いたずらに人を不安にさせたりしない。しっかりと地に足の着いた素敵な文章を書く人だな、と思う。
そして、「家族」というものの捉え方がとても好きだと思う。静かなでも逆らえないなにかを確かに感じる。

先が気になりするすると読めて、そして読んだあとには、心に何か小さなほんのりしたものが残る。ストーリー自体はほんのりも何もないのだけどな。
読書(森絵都) comments(2) trackbacks(0)
永遠の出口/森絵都
森 絵都
集英社
¥ 1,470
(2003-03)
出版社/著者からの内容紹介
私は〈永遠〉という響きにめっぽう弱い子供だった――。友情、秘密、家族、恋…10歳から18歳まで、揺れ動く少女の思春期。昭和50~60年代を背景に、新鋭がリリカルに描く長編。著者初の大人向け物語。



はじめて読んだ森絵都さんの本。

なんというか、読んでいて懐かしさを覚えた。
昭和50〜60年代を背景に、ということはわたしが送った時代とは10年ばかし違う。なのに、わたしも小学生のときこうだった、中学生のとき、高校生のとき、それぞれにそうだったと思えるのだ。
そして、そういう風に世の中を見ていた自分を、人間関係に悩んだりした自分を、なつかしく恥ずかしく、そしていとおしく思い出す。

「見てたの?」と聞きたいくらい「自分の青春時代」にぴったり当てはまっててなんか笑えたりもした。みんな共感するのかな。
読書(森絵都) comments(4) trackbacks(0)
: 1/1 :
現在読書中
entries
categories
comment
trackback
calendar
<< June 2017 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
profile
powerd
mobile
qrcode
My family
びびこ
三十路手前の専業主婦。趣味は読書。
現在子供たちに悪戦苦闘の毎日。
旦ちゃん
子煩悩な旦那さん。
家族のため日夜仕事を頑張っている。
マメタロ
我が家の長男坊。
2005年9月生まれ。
慎重派で心優しい暴れん坊。
パピコ
我が家の長女。
2007年9月生まれ。
大胆不敵な大和撫子。


*script by KT*
gremz
ブログパーツUL5