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おそろし 三島屋変調百物語事始
宮部 みゆき
角川グループパブリッシング
¥ 1,785
(2008-07-30)
内容紹介
ある事件を境に心を閉ざした17歳のおちかは、神田三島町の叔父夫婦に預けられた。おちかを案じた叔父は、人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。不思議な話は心を溶かし、やがて事件も明らかになっていく。


結論から言うと「ちょっと残念」だった。
でもそれは、宮部みゆきさんだからこそ!の残念。

もともとファンタジーが苦手である。
怪談もあまり得意ではない。それに輪をかけてホラーが苦手である。
怪談とホラーの違いはなんだろう?
言葉にするのは難しいけれど、日本の怪談には「遊び」の部分が多くあると思う。
殺されて終わり、死んでしまって終了ではなくて「その後彼の姿を見たものはいません」とか。
どうなったのかわからない。死んだのか、逃げたのか、それとも新たな
 ―――怨霊、のようなものになったのか。
そのはっきりしなさが嫌な場合もあるんだけど。
情緒、といか風情というか。

最終話まではそれほどのホラーではなかった。
けれど最終話が、ちょっと強引でそしていきなり現実離れしすぎてしまった。
背筋がぞくっとするような、ここまでのとても良い流れが、一気に直接的なものになりすぎてしまった感がある。
しかし、ここまでひきつけるのはさすがに宮部さんです。
ぐぐっと引き込まれて読みふけりました。
これは、シリーズとして続くんでしょうか。
続きそうな香りがそこはかとなく漂ってましたが、それもまたスッキリできなかった原因のひとつ。
あとは、ちょっとあれ?と思う所があって。
私の勘違いかもしれないので、書きませんが…。
もう一回読まなくちゃなぁ…。
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ぼんくら/宮部みゆき
出版社/著者からの内容紹介
著者真骨頂の長編時代ミステリー
長屋からひとりずつ人が消えていく
店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。

奉行所きっての怠けもの同心・井筒平四郎、超美形少年の弓之助のほか、神出鬼没の隠密同心・黒豆、回向院の茂七の手下・政五郎、驚異の人間テレコ・おでこ、若き差配人・佐吉と伝書鳩の官九郎など、最強キャラクターが続々登場!



日暮らし」を借りようと思ったら、この「ぼんくら」のシリーズだったようなのでこちらを先に読みました。

う〜ん、おもしろかった。
今まで宮部さんの時代モノってそんなに読んでこなかったんだけど、こういうものの方が生き生きしている気がする。筆致が?人物が?・・・全体的に。
きっと楽しんで書いているんではないだろうか?と思う。そうじゃないと、読み手の私がこんなにも楽しめないもん、きっと。


以下ネタバレあり。
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孤宿の人 上下/宮部みゆき
出版社 / 著者からの内容紹介
涙なくしては読めない宮部ワールドの感動巨編!

讃岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。以来、加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が頻発。そして、加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった少女ほう。無垢な少女と、悪霊と恐れられた男の魂の触れ合いを描く渾身の長編大作。



感動した。

上下巻通して、一気に読んでしまった。
おかげで寝不足。

宮部さんの描く人物達のパワーに圧倒され、引き込まれた。
上巻最初は少々説明が多く感じられた。
役職の事、藩の内情、相関関係・・・。
しかしそれも功を奏して、私の中に「丸海藩」がしっかり構築されていたため、作りこまれた物語に入り込めた。

最近はこういう時代物で、しかも上下巻というのに縁がなかった。
なぜなら、なかなか読書の時間を作れないし、こういった作品は背景がしっかりと理解できていないと楽しめないと思っているから。最初は「う〜ん、とりあえず借りてみようか〜お正月時間あるかもしれないし…」と期待もせず借りた。それがよかったのか、話の内容のしらなかったし、どんどん引き込まれた。

以下はネタバレってほどでもないけど、一応反転しておきます。
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誰か ----Somebody/宮部みゆき
宮部 みゆき
実業之日本社
¥ 1,600
(2003-11-13)
内容(「BOOK」データベースより)
財閥会長の運転手・梶田が自転車に轢き逃げされて命を落とした。広報室で働く編集者・杉村三郎は、義父である会長から遺された娘二人の相談相手に指名される。妹の梨子が父親の思い出を本にして、犯人を見つけるきっかけにしたいというのだ。しかし姉の聡美は出版に反対している。聡美は三郎に、幼い頃の“誘拐”事件と、父の死に対する疑念を打ち明けるが、妹には内緒にしてほしいと訴えた。姉妹の相反する思いに突き動かされるように、梶田の人生をたどり直す三郎だったが…。


非常に読みやすい作品だった。
他のレビューを見ると、「冗長」「ミステリではない」などの意見もあったが、私は好きだったな。あっという間に読んでしまった。
宮部さんの描く人物像、好感の持てる人が多い。今回の主人公も、確かに煮え切らない部分はあっても、「普通の人」であり「特殊な立場」であることも共感しやすく入り込みやすかった。

主題とは違ったところが重く、実は主題はいくつもあるのか、どこが主題に当たるのか読んでいるうちにわからなくなるのに、物語には引き込まれる。読まされてしまう。宮部さんの筆力には脱帽だ。
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