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のぼうの城/和田竜
和田 竜
小学館
¥ 1,575
(2007-11-28)

 内容(「BOOK」データベースより)
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。

う〜ん、おもしろかった。

最近期待しすぎの肩透かしが多い中、この作品は見事の期待にこたえてくれました。


文章には気になるところがあったりするんだけど、それを上回る・・・なんというか「書きたい!」という気持ち?のようなものが感じられて、意外にもそこがすごくよかった。
まず題材がよい。気持ちよく読める。
人物描写がわかりやすく、魅力がある。
そして、時代小説のあまり得意でない私にとって大きかったのが「情景が浮かぶ」こと。

時代小説というのは大抵が史実に則ったもので、そうでなくても時代背景や実際に起こった事件なんかをもとに作られているものなので、読むにはある程度の知識が必要だと思う。
情景であったり、人物の心情であったり、そういうものは読み手の知識に基づいたものだから、時代小説を読みなれていない私はちょっとついていけない部分があったりする。
逆に説明しすぎの作品も読みづらいし。

そういう面でこの本はとても読みやすかった。
私はこの「忍城」の話をしらなかった。
実際に行った事もない。
けれど、その城の様子がありありと浮かんだのは、筆者の巧さのひとつだと思う。
情景に対する言葉が説明的でなく、どちらかというとくだけた印象だったのがよかったのかな。
素人くさいのが、よかったのです、きっと。

最後に、この本がもともと「脚本」であったと知って、ものすごく納得しました。
読み始めた途端「ああ映像だ」と感じたので。
本谷 有希子さんの本を読んだ時と、同じ感触だったので・・・。
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